そのへん、なんかテキトーに。

独立開業1年目の新人司法書士。業務を通じて感じたことを書いてます。

ベテラン受験生

ボクは、司法書士試験に合格するまで10年以上かかりました。同期で合格された方々の中には、平成生まれの方も相当数いらっしゃいまして、「いからしさん、うちの母親と同い年ですよ」などという大変ショッキングな言葉をいただいたこともあります。ボクが受験を始めた当時、小学生だったお子さんが同期の仲間ってナンカ複雑です。


ボクが受験を始めたきっかけは、というとナンカ面倒くさい話になりそうなのでしませんが、まぁ要するに、社会のお役に立てて、死ぬ直前まで働ける定年のない仕事をしたかったということです。


念願かなって試験に合格しましたが、その間費やした時間と金は相当なものでした。田舎にいたころ勤めていた会社を、受験をするという理由で退職し、しばらく専業で受験勉強しましたがまったく歯が立たず、知り合いを頼って司法書士事務所が多い「都会」に出てきました。事務所に勤めながら試験勉強しようと思っていたのですが、面接でことごとく落とされ続け、アルバイト生活を余儀なくされたのでした。田舎から出てきて1年後、ようやくある事務所の方からお声をかけていただき、就職することができました。こうしてボクは、司法書士業界に足を踏み入れたのでした。


事務所に入って愕然としたことは、先輩スタッフの皆さんとの力の差があまりにも開いていたという事実。経験ゼロなので事務的なことは言わずもがな、知識の上でも太刀打ちできません。てきぱき動き、さっさと仕事を終わらせて帰る先輩たちをしり目に見ながら、より簡単な仕事に倍以上の時間をかけても全然終わらないボクともう一人のスタッフ。思えば、この二人はいつも上司から怒られてばかりでしたね。いつも失敗ばかりしていたので、毎日夕方には呼び出されてお説教です。力のなさを痛感する毎日でした。


落ち込むことだらけの毎日で、しかも受験勉強もしなければいけない。というより、仕事に生かすために知識を入れようと必死でした。予備校には通ってなかったので、市販のテキストと六法をひたすら読んでましたが、事務所での仕事はいつも失敗の連続でした。よくクビにならなかったものだと思います。


結局、タイトルのベテラン受験生という話にまでたどり着けませんでした。すみません。次回に続きます。