そのへん、なんかテキトーに。

独立開業1年目の新人司法書士。業務を通じて感じたことを書いてます。

ベテラン受験生②

なりたくてなったベテラン受験生ではありませんが、受験回数だけはどんどん増えました。受験回数の増えた人たちは、数年たつと、「今年の問題はあーだったこーだった」と、評論家のような意見を言うようになります。受かってないんですケドね。事務所の先輩たちもどんどん退職し、ボクも古株となる時期がやってきます。辞めた方は、業界から去った人、他の事務所に移った人など様々でしたね。


受験が10回目になるころ、予備校にいってみようという気になりました。そろそろ本気出すぞぉ! と、背水の陣の心境。当時は結婚して家庭をもったころで、余分なお金は出せない事情があり、基本講座などは受けずに、答案練習会いわゆる「答練」に通いました。毎週末予備校に足を運びながらひたすら問題を解く。平日の夜は、仕事が終わってから予備校が閉まるまで自習室で勉強する。移動時間は参考書を読む、という毎日。全国の成績発表の時に、たまに自分の名前が出ることを励みに頑張る。これ以上勉強できない、というくらいやり切った1年でしたが不合格。でも、成績がいつもの年よりぐんと伸びたことで、もう1年頑張ればなんとかなるんじゃないかという気になりました。


何回も落ち続けてると、周りの人の反応も変わってきます。「あれっ、受験まだやってたの?」とか、「別の仕事探したら?」とか。傾向としては、ボクの受験については誰も触れなくなっていくというカンジでしょうか。表立って「ボク、受験してます」って言いづらくなってくるんですよね。そのころから、過去に資格試験に挑戦しながらも、結局あきらめてしまった人の話を聞く機会が増えてきました。紹介してくれた人も、ボクのことを思って紹介してくれたんだと思います。でも、そんな「先輩(失敗)受験生」から聞かされる言葉は、「辞めて違う道に進め」というものばかり。頑張れという言葉は、「(辞めることを)頑張って早く決意しろ」と聞こえるようでした。


でも、自分が「本気でやろう」と思ったことって、そんなに簡単にはあきらめられないものですよね。


ボクは受かるまで受験は辞めないつもりで田舎から出てきたので、周りの方のアドバイスは無視する形になってしまいました。でも、心配してくれた人たちには感謝の思いでいっぱいです。ありがとうございました。


まだまだ続きます。